HSUさん

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はじめに

 やっと落ち着いた時間ができたからヘッドホン越しに音楽を聴いた。
 訃報を聞いたときは、ちょうど他のアーティストのライブが終わったばっかりの興奮状態でイマイチ状況を飲み込めずにいた。でもこうやってTHE BAYから聴き直すとどうしようもない悲しみが込み上げてきたな。
 808のうねるようなベースライン、聴いているだけで自分がカッコいいって勘違いしてしまうようなMireeのサウンドGAGAの現代人を皮肉った歌詞、俺が知らない曲をいっぱい教えてくれたTHE KINGS PLACE、、、挙げだしたらキリがない。どれも大好きだ。HSUさんがいなくなったから心にぽっかりと穴が空いてしまったのに、HSUさんが作り出した音楽、紡いだ言葉がその穴を埋めてくれるような感じがした。
 

 

だけど、まだこの事実を受け止めきれてない自分がいる。当然だ。だってまだ活動を再開してないし、俺自身はライブに行ってHSUさんのベースが聴けてないからだ。活動再開した暁には、ぜひ6人が奏でる音楽を聴きたかった。本当に残念で仕方ない。でも、前を向いていくしかないよな。横浜スタジアムライブでYONCEがLife EasyのMCで言ってた「悠々自適にいこう。」という言葉、今になってようやくこの言葉の意味がわかってきた気がする。

 

 

言いたいことをただ言っただけで、うまくまとめられなかった。でも、こうやって言葉に吐き出したら少し気持ちが楽になったな。
 そうだ、今度時間がある時に茅ヶ崎に行ってみよう。特にすることは決めてないんだけど、HSUさんがメンバーと共に観てきた景色を受け取ることでまた新しい発見があるかもしれない。

 

最後に

 HSUさん、あなたが本当に大好きでした。そして、あなたが作り出した音楽はいつまでもみんなの心の中に生き続けます。残されたメンバーも絶対に戻ってきてくれて、あなたの音楽を伝え続けてくれるでしょう。 だから安心して天国で大好きなタバコをいっぱい吸って、大好きなベースをいっぱい弾いてね。
 今まで本当にありがとう。

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信じ続ける

怒涛の7連敗

昨日の敗戦はさすがに応えた
毎週末鬱になりそうなくらい辛い思いしてきたけど、昨日の試合のショックはあまりにも大きかった

去年までできていたことができない、去年までだったらなくすことができたような失点もあと最後の一歩が出ない

悔しい、本当に悔しすぎる
でもその中で今まであまりなかった縦への意識であったり、試合終盤の迫力のあるパワープレイであったりといくつかこれからが楽しみなプレーも見せてくれた
もちろん内容云々より結果が全てだ
だけどその結果がついてくるまであと少しのところまで来ていると思っている

 

 

スタメンの選手たちはなかなか勝てなくて僕たちが思っている以上に悔しい思いをしているはずだ。
試合に出られていない選手は勝てない状況で「なぜ、自分が使われないんだ」と不満を抱いている人もいるはずだ。
監督、スタッフは限られた戦力の中でどうやって勝ち点を拾っていくか真剣に考えてくれている。
フロントは厳しい経営状態の中でクラウドファンディングの企画や営業を必死に頑張ってくれている。
みんなが藻掻いている、苦しんでいる
こんな時だからこそ僕たちは応援し続けることが大事ではないだろうか
この状況がいつまで変わるかはわからない、もしかしたら来週かもしれないし、まだしばらく続くかもしれない
でもいつかは必ず選手たちがピッチで答えを出してくれる時がくるはずだ
その時まで俺は信じて応援し続ける
みんなも今はとにかく歯痒くて仕方ないと思うが辛抱強く応援をしてくれたら嬉しい
みんなの想いは必ずチームの力になるはずだ
頑張れ、大分トリニータ

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2020年個人的ベストアルバム10

前説

 いろんなことがあった2020年も終わりに近づいている。みなさんは今年の年末をいかがお過ごしだろうか。

 僕は、今年の年末は現在の社会情勢を踏まえつつ、全力で外出自粛に努めている。だから、とにかく暇。本当に暇。やりたいことがあってもなかなかできないし、やるべきことがあったとしてもやる気が全く出ない。でもこうしてずーっと家でダラダラしているのももったいないから、久しぶりにブログを書いてみようと思う。拙い文章ではあるが最後まで読んでいただけると嬉しい。

 さて今回は、2020年にリリースされたアルバムの中での個人的ベストアルバムについて話していこうと思う。今年もたくさんの素晴らしい楽曲が世に送り出されてきた。その中でも僕が悩みに悩みぬいて選んだ10枚のアルバムを紹介していく。

 このランキングは、主にアルバムを紹介していく。しかし、今の時代、ストリーミングサービスなどで気軽に音楽を聴けるようになったことで、アルバムを一枚通して聴くということはとてもハードルの高いこととなっている、そのため、アルバムを一枚通して聴いてほしいという気持ちでいっぱいではあるが、今回の文章では、アルバムの紹介に加え、アルバムのこの一曲だけは聴いてほしいという楽曲を紹介していく。(また、文章を書いている僕の飽きと、読んでくれている人の飽きを考えて10位~6位に関しては、アルバム名の紹介と楽曲の紹介だけをしていく。

 なお、音楽に順位をつけるべきではないという考えがあるのは重々承知ではあるが、この文章を読んでくれている人にいい曲を紹介をしたいということを考えた時に、ランキング形式であったほうがより伝わりやすいと考えたため、今回はランキング形式をとらせていただく。

では、僕の2020年個人的ベストアルバムを紹介していく。アルバムの紹介と共にジャケットのアートワークも楽しみながら読んでいただきたいと思う。

 

10位~6位

10位 King Gnu  "CEREMONY"

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この一曲だけ!・・・8.小さな惑星

9位 秋山黄色 ”From DROPOUT"

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この一曲だけ!・・・7.猿上がりシティーポップ

8位 Vaundy  "strobo"

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この一曲だけ!・・・5.life hack

7位 chelmico  "maze"

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この一曲だけ!・・・10.Disco(Bad dance doesn't matter)

6位 米津玄師 "STRAY SHEEP"

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この一曲だけ!・・・12.Decollete

 

 10位から6位まで紹介していった。みなさんが好きなアーティストのアルバムは入っていただろうか?

 続いて、少しのアルバム紹介を加えつつ5位から1位のアルバムを紹介していこうと思う。

5位~1位

5位 マカロニえんぴつ "hope"

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この一曲だけ!・・・8.愛のレンタル

 今年大きくその名を世間に知らしめたマカロニえんぴつの2枚目のアルバム。このアルバムは自分が高校時代に聴いていた楽曲を中心に収録されているので、はっとりさんが書いた詩を高校時代の思い出と重ね合わせながらよく聴いていた。

 また、このアルバムはメンバー全員が作曲に携わっているため、それぞれの楽曲で特徴の違った音楽を楽しむことができる作品である。

 来年は、マカロニえんぴつ史上最大規模のホールツアーが予定されており、さらに彼らの活躍に目が離せない一年となるだろう。

 

4位 Awesome City Club "Grow apart"

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この一曲だけ!・・・2.アンビバレンス

 デビュー5周年の記念の年に新しくなったAwesome City Clubを体現してくれるようなアルバム。今までのように、思わず踊りだしたくなるようなノリノリのシティポップ調の曲もありつつ、ジャズ・ソウル・打ち込み・ホーン隊を積極的に交えた楽曲など今までのオーサムの楽曲にはあまりなかったジャンルの楽曲も楽しむことができる作品である。

 また、atagiさんとPORINの2人のボーカルが奏でる「タイムスペース」、「ブルージー」などの楽曲は、このアルバムのテーマのひとつでもある”すれ違い”を強く感じるものがある。

 今までメディア出演などがあまりなかったが、菅田将暉有村架純が主演を務める映画、ららぽーとのCM曲などのタイアップが決まり、また来年には新しいアルバムが発売されることとなったためますますこれからの活躍が楽しみなバンドである。

 

3位 赤い公園  "THE PARK"

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この一曲だけ!・・・紺に花

 ボーカルとして石野理子を迎え新体制となった赤い公園の初めてのアルバム。ボーカルが変わることはバンドにとって大きな致命傷のはずなのに、その不安を全く感じないほど石野さんの声が楽曲にハマっており、このアルバムのすべての作詞・作曲・編曲を務めている津野米咲は本当に天才なんだなと感じた。

 また、アルバムのリード曲である「yumeutsuutsu」は新体制となった彼女らの決意を表したかのような疾走感、力強さが前面に出ているロックチューンであり、初めて聴いたときの衝撃はすごいものであった。

 最後に、赤い公園は今年本当に悲しいニュースがあったが、これからも変わらず彼女たちを応援していきたいと思う。

2位 Mr.Children "SOUND TRACKS"

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この一曲だけ!・・・2.Brand new planet

 日本を代表をするバンドの記念すべき20枚目のアルバム。アルバムのアートワークをKing Gnuの常田大希が主宰であるPERIMETRONが務めているのも注目ポイントのひとつだ。このアルバムは今までのミスチルが出してきたアルバムの中でも、一番バンドサウンドが感じられる作品になっていると思う。壮大なストリングスもすごいものを感じるが、あくまで軸となっているのが彼らの演奏であり、音作りからいままでとは違う重厚感を感じられるものがあった。

 また、歌詞に関しては死、老い、別れについて書かれていることが多く、このアルバムを作っていく過程で老いを感じる機会があったのかもしれないと感じた。その思いが「Documentary film」という楽曲で強く表れており、この曲を聴くたびに泣きそうになる。しかし、それを受け入れたうえで、前に進んでいこうという彼らの強い気持ちが、歌詞からも演奏からも感じることができた。

 彼らが「これ以上のものができる気がしない」と語るほど最高のアルバムとなっている。ぜひ、皆さんに一度は聴いていただきたい作品だ。

 

1位 藤井風 "HELP EVET HURT NEVER"

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この一曲だけ!・・・11.帰ろう

 多くは語らない。僕にとって文句なしの一番である。このアルバムは僕のこれまでの音楽人生において、確実にターニングポイントとなった作品だ。

 初めて彼の音楽を聴いたときの衝撃はとにかくすごかったし、このアルバムを聴いていていまだに新しい発見がある。

 本当に素晴らしいアルバムだ。とにかくみんなに聴いてほしい。

 

最後に

 このランキングを作っていくなかでどの10枚を選ぼうか本当に悩んだ。今回紹介しきれなかったもので本当に好きな作品があったし、まだ一度も聴いたことのないアルバムもたくさんある。でも、こうやって選んだ作品を紹介することで、みなさんに新しい発見があるかもしれないと思うと、このランキングを作ってよかったなとも思える。

 そして、最後に、今年は本当に大変な年だったけど、年末にこうやってアルバムを一通り聴きなおして振り返ってみると、今年は特に音楽に助けられた一年であったなーと感じる。辛いときも、悲しいときも、嬉しいときも、なにもないときも常に音楽が僕の人生を彩ってくれた。また、来年も大変な年になると思うけど、これからも音楽の力を借りつつ、いい一年を過ごしていければなと思う。

 本当に拙い文章でしたが最後まで読んでくれてありがとうございました。面白かったらみなさんGoodボタン、チャンネル登録お願いし、、、いや、好きなアルバム教えてください。

 うん、面白くないね

 それでは、この辺で。

 よいお年うぉ。

 

 

 

 

藤井風って何なんw

藤井風。

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最近この名前を聞く機会が多くなったかもしれない。今回は彼の楽曲の魅力について紹介していきたい。

藤井風について

まず、彼の簡単なプロフィールから。彼は1997年、岡山県の人口1万人ほどの小さな町「里庄町」で生まれた。3歳のころから楽器を弾けない父親からピアノ、サックス、また英語を教えてもらう。そして、小学校の終わりからその父親から「これからはYoutubeの時代」と助言され、Youtubeでピアノのカバー動画をアップしだした。この動画投稿が音楽業界に革新を起こすきっかけとなる。

youtu.be

藤井風って何なん?

次に彼の楽曲について紹介していこう。もともと彼のルーツはポップス、ジャズ、クラシック、演歌、ブラックミュージック、ロック、歌謡曲・・・などジャンルを問わない。そのため彼の楽曲を聴いてみると彼のルーツとなってきたジャンルのメロディが要所要所にちりばめられている。まず最初に聴いてもらいたい曲は「何なんw」

①何なんw

youtu.be

タイトルを聞いてふざけていると思うかもしれない。実際に自分も思っていた。しかしこの曲をいざ聴いてみると、とにかくカッコいい。この言葉以外見つからない。おしゃれなR&Bサウンド、ピアノを中心とする楽器が奏でるグルーヴ感、そして風さんの低音ボイス、めちゃめちゃイケてるMV・・・どれをとっても魅力にあふれている。また、この曲の歌詞にも注目してもらいたい。一人称を「わし」と使った岡山弁丸出しの歌詞が今までなかった新鮮さが感じられ、またある一つの日常を切り取った歌詞にはとても共感できる部分が多い。藤井風、恐るべし、、、

 

 

続いて紹介したい曲は「帰ろう」

②帰ろう

youtu.be

この曲は涙腺崩壊不可避である。風さんの包み込むような声、心に寄り添ってくれるようなピアノのメロディ、楽曲を壮大に仕上げるストリングス、死を連想させるような少し寂しい歌詞なのにその中にある優しさ・・・良い点をあげだしたらキリがないからこれぐらいにしておこう。何なんwももちろん素晴らしい曲であるが、個人的には帰ろうが一番好きな曲である。しかもこの曲、驚くべきことにアルバム曲なのである。アルバム曲でこのクオリティの曲を出すとは罪の香りしかしない。すでにこの曲はアルバムに収録されてしまったがぜひシングルカットされて多くの人に聴いていただきたい。それが無理でもこのブログを読んでいるあなた、ぜひ一度聴いてみてくれ。もう藤井風本当に何なんwと思うはずだ。(この曲のPVが9月4日の23時に公開されるからそれもよかったらチェックしてみてね

 

最後に

これまで調子のっちゃって藤井風の楽曲について紹介してきたが、本心としてはやはり楽曲ごとに聴くのではなくぜひ1stアルバム「HELP EVER HURT NEVER」を通して聴いていただきたい。僕の言葉では説明できなかった彼の魅力に引き込まれるはずだ。聴いて絶対損はしないし、発表している楽曲が11曲のため今から聴き始めても十分に間に合うからぜひ聴いてくれ。。。。。では、さよならべいべ