2020年個人的ベストアルバム10

前説

 いろんなことがあった2020年も終わりに近づいている。みなさんは今年の年末をいかがお過ごしだろうか。

 僕は、今年の年末は現在の社会情勢を踏まえつつ、全力で外出自粛に努めている。だから、とにかく暇。本当に暇。やりたいことがあってもなかなかできないし、やるべきことがあったとしてもやる気が全く出ない。でもこうしてずーっと家でダラダラしているのももったいないから、久しぶりにブログを書いてみようと思う。拙い文章ではあるが最後まで読んでいただけると嬉しい。

 さて今回は、2020年にリリースされたアルバムの中での個人的ベストアルバムについて話していこうと思う。今年もたくさんの素晴らしい楽曲が世に送り出されてきた。その中でも僕が悩みに悩みぬいて選んだ10枚のアルバムを紹介していく。

 このランキングは、主にアルバムを紹介していく。しかし、今の時代、ストリーミングサービスなどで気軽に音楽を聴けるようになったことで、アルバムを一枚通して聴くということはとてもハードルの高いこととなっている、そのため、アルバムを一枚通して聴いてほしいという気持ちでいっぱいではあるが、今回の文章では、アルバムの紹介に加え、アルバムのこの一曲だけは聴いてほしいという楽曲を紹介していく。(また、文章を書いている僕の飽きと、読んでくれている人の飽きを考えて10位~6位に関しては、アルバム名の紹介と楽曲の紹介だけをしていく。

 なお、音楽に順位をつけるべきではないという考えがあるのは重々承知ではあるが、この文章を読んでくれている人にいい曲を紹介をしたいということを考えた時に、ランキング形式であったほうがより伝わりやすいと考えたため、今回はランキング形式をとらせていただく。

では、僕の2020年個人的ベストアルバムを紹介していく。アルバムの紹介と共にジャケットのアートワークも楽しみながら読んでいただきたいと思う。

 

10位~6位

10位 King Gnu  "CEREMONY"

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この一曲だけ!・・・8.小さな惑星

9位 秋山黄色 ”From DROPOUT"

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この一曲だけ!・・・7.猿上がりシティーポップ

8位 Vaundy  "strobo"

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この一曲だけ!・・・5.life hack

7位 chelmico  "maze"

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この一曲だけ!・・・10.Disco(Bad dance doesn't matter)

6位 米津玄師 "STRAY SHEEP"

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この一曲だけ!・・・12.Decollete

 

 10位から6位まで紹介していった。みなさんが好きなアーティストのアルバムは入っていただろうか?

 続いて、少しのアルバム紹介を加えつつ5位から1位のアルバムを紹介していこうと思う。

5位~1位

5位 マカロニえんぴつ "hope"

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この一曲だけ!・・・8.愛のレンタル

 今年大きくその名を世間に知らしめたマカロニえんぴつの2枚目のアルバム。このアルバムは自分が高校時代に聴いていた楽曲を中心に収録されているので、はっとりさんが書いた詩を高校時代の思い出と重ね合わせながらよく聴いていた。

 また、このアルバムはメンバー全員が作曲に携わっているため、それぞれの楽曲で特徴の違った音楽を楽しむことができる作品である。

 来年は、マカロニえんぴつ史上最大規模のホールツアーが予定されており、さらに彼らの活躍に目が離せない一年となるだろう。

 

4位 Awesome City Club "Grow apart"

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この一曲だけ!・・・2.アンビバレンス

 デビュー5周年の記念の年に新しくなったAwesome City Clubを体現してくれるようなアルバム。今までのように、思わず踊りだしたくなるようなノリノリのシティポップ調の曲もありつつ、ジャズ・ソウル・打ち込み・ホーン隊を積極的に交えた楽曲など今までのオーサムの楽曲にはあまりなかったジャンルの楽曲も楽しむことができる作品である。

 また、atagiさんとPORINの2人のボーカルが奏でる「タイムスペース」、「ブルージー」などの楽曲は、このアルバムのテーマのひとつでもある”すれ違い”を強く感じるものがある。

 今までメディア出演などがあまりなかったが、菅田将暉有村架純が主演を務める映画、ららぽーとのCM曲などのタイアップが決まり、また来年には新しいアルバムが発売されることとなったためますますこれからの活躍が楽しみなバンドである。

 

3位 赤い公園  "THE PARK"

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この一曲だけ!・・・紺に花

 ボーカルとして石野理子を迎え新体制となった赤い公園の初めてのアルバム。ボーカルが変わることはバンドにとって大きな致命傷のはずなのに、その不安を全く感じないほど石野さんの声が楽曲にハマっており、このアルバムのすべての作詞・作曲・編曲を務めている津野米咲は本当に天才なんだなと感じた。

 また、アルバムのリード曲である「yumeutsuutsu」は新体制となった彼女らの決意を表したかのような疾走感、力強さが前面に出ているロックチューンであり、初めて聴いたときの衝撃はすごいものであった。

 最後に、赤い公園は今年本当に悲しいニュースがあったが、これからも変わらず彼女たちを応援していきたいと思う。

2位 Mr.Children "SOUND TRACKS"

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この一曲だけ!・・・2.Brand new planet

 日本を代表をするバンドの記念すべき20枚目のアルバム。アルバムのアートワークをKing Gnuの常田大希が主宰であるPERIMETRONが務めているのも注目ポイントのひとつだ。このアルバムは今までのミスチルが出してきたアルバムの中でも、一番バンドサウンドが感じられる作品になっていると思う。壮大なストリングスもすごいものを感じるが、あくまで軸となっているのが彼らの演奏であり、音作りからいままでとは違う重厚感を感じられるものがあった。

 また、歌詞に関しては死、老い、別れについて書かれていることが多く、このアルバムを作っていく過程で老いを感じる機会があったのかもしれないと感じた。その思いが「Documentary film」という楽曲で強く表れており、この曲を聴くたびに泣きそうになる。しかし、それを受け入れたうえで、前に進んでいこうという彼らの強い気持ちが、歌詞からも演奏からも感じることができた。

 彼らが「これ以上のものができる気がしない」と語るほど最高のアルバムとなっている。ぜひ、皆さんに一度は聴いていただきたい作品だ。

 

1位 藤井風 "HELP EVET HURT NEVER"

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この一曲だけ!・・・11.帰ろう

 多くは語らない。僕にとって文句なしの一番である。このアルバムは僕のこれまでの音楽人生において、確実にターニングポイントとなった作品だ。

 初めて彼の音楽を聴いたときの衝撃はとにかくすごかったし、このアルバムを聴いていていまだに新しい発見がある。

 本当に素晴らしいアルバムだ。とにかくみんなに聴いてほしい。

 

最後に

 このランキングを作っていくなかでどの10枚を選ぼうか本当に悩んだ。今回紹介しきれなかったもので本当に好きな作品があったし、まだ一度も聴いたことのないアルバムもたくさんある。でも、こうやって選んだ作品を紹介することで、みなさんに新しい発見があるかもしれないと思うと、このランキングを作ってよかったなとも思える。

 そして、最後に、今年は本当に大変な年だったけど、年末にこうやってアルバムを一通り聴きなおして振り返ってみると、今年は特に音楽に助けられた一年であったなーと感じる。辛いときも、悲しいときも、嬉しいときも、なにもないときも常に音楽が僕の人生を彩ってくれた。また、来年も大変な年になると思うけど、これからも音楽の力を借りつつ、いい一年を過ごしていければなと思う。

 本当に拙い文章でしたが最後まで読んでくれてありがとうございました。面白かったらみなさんGoodボタン、チャンネル登録お願いし、、、いや、好きなアルバム教えてください。

 うん、面白くないね

 それでは、この辺で。

 よいお年うぉ。